2025年夏、小5の長男をカナダのサマーキャンプへ1人で送り出しました。
最初は「子どもの成長のため」と思っていたし、
英語や海外経験はきっとプラスになるはずだと、自分に言い聞かせていました。
でも実際は、不安、お金、寂しさ、心配…。
送り出す直前まで「本当にこれでよかったのかな」と何度も考えていました。
長男はというと、説明会のあと突然「俺、寮がいい」と言い出し、最終的には親と離れて1人で寮生活をすることに。
私はその間せっかくだからカナディアンロッキーを1人旅しよう!なんて少し浮かれていたのですが、実際はまったくそんな余裕はなく…。
絶景を見ても頭の中は長男のことばかりで、スマホを何度も確認しては、お腹の調子まで悪くなっていました。
そして帰国後に気づいたのは、人生が変わったのは、長男よりむしろ私の方だったのかもしれない、ということです。
今回は、小5の長男をカナダの寮へ送り出した母親としての本音をそのまま書いてみようと思います。
「子どもの成長のため」そう言いながら、本当は不安だった
「海外経験は子どもの成長につながる」
そういう言葉を何度も見かけましたし、私自身もそう思って申し込みました。
でも本音を言うと、ずっと不安でした。
英語力のこと、体調のこと、人間関係のこと。
そして何より、小5の長男を1人で海外に送り出すこと自体が、想像以上に大きな決断でした。
しかもサマーキャンプは決して安くありません。
「本当にこの金額をかける意味はあるのかな」
「まだ早いんじゃないかな」
出発が近づくほど、そんな気持ちも何度も頭をよぎりました。
『子どものため』と言いながら、実際は親の覚悟の方が試されていた気がします。
長男の「俺、寮がいい」の一言で全部予定が変わった
実は最初、私が送迎をして通学する予定で考えていました。
ところがオンライン説明会が終わったあと、
長男が突然、
「俺、寮がいい」
と言い出したんです。
しかも理由が
「夕食後のプログラムが楽しそうだから」
「寮の方がみんなと仲良くなれそうだから」
でした。
正直、かなり動揺しました。
私は勝手に
「初海外だし不安がるかな」
「近くに親がいた方が安心かな」
と思っていたので、想像以上に『親離れ』している感じがして、少し寂しくもありました。
でも同時に「行きたい」と自分で決めたその気持ちは、なるべく尊重したいとも思いました。
送り出したあと、私は自由を楽しむはずだった
長男を送り出したあと、私は1人でカナディアンロッキーを旅行する事にしました。
久しぶりの1人旅。
しかも海外。
「せっかくだし自由を楽しもう!」と、少し浮かれていた部分も正直あったと思います。
母になってから
『自分だけの時間』なんてほとんどなかったので、どこかで解放感を期待していました。
でも実際は、全然違いました。
カナディアンロッキーの絶景を見ても、不安は消えなかった
目の前には、ずっと見たかったカナディアンロッキーの絶景。
それなのに、頭の中は長男のことばかりでした。
「ちゃんと寝れてるかな」
「英語で困ってないかな」
「友達できたかな」
「体調崩してないかな」
気づけば何度もスマホを確認して、LINE通知に一喜一憂していました。
説明会で言われた
「連絡がないのは楽しんでいる証拠」
という言葉。
頭ではわかっているんです。
でも、親の不安って理屈じゃないんですよね。
結局私は、お腹の調子まで悪くなってしまい、思っていたように1人旅を楽しむことはできませんでした。
子離れできていなかったのは、きっと私の方だった
長男は思っていた以上に順応していました。
連絡は最低限。
でも、それは『困っていない』ということでもあったんだと思います。
一方の私は、スマホばかり気にして「今何してるかな」と考えてばかり。
送り出す前は「子どもの成長のため」と思っていたのに、
実際は私の方が子離れできていなかったのかもしれません。
親って、
子どもが小さいうちは『守ること』が役目だけど、
ある時から『信じて待つこと』に変わっていくんだなと、
少しだけ感じた夏でした。
1週間で人生が変わるほど、きれいな話ではない
正直、1週間で劇的に変わるわけではありません。
急に英語がペラペラになるわけでもないし、
帰国後に別人みたいに成長していたわけでもありません。
だから、
SNSで見るような“感動ストーリー”とは少し違うかもしれません。
でも「また行きたい」
と長男が自然に言ったとき、
ああ、この経験はちゃんと本人の中に残っているんだなと思いました。
目に見える変化は小さくても、子どもの中では確実に何かが動いていたのかもしれません。
この夏で人生が変わったのは、長男より私の方だった
子どもの成長を願って送り出したカナダサマーキャンプ。
でも振り返ってみると、一番価値観が変わったのは、むしろ私の方だった気がします。
今まで『母親』として毎日を回すことに必死で、
自分の人生について考える余裕なんてありませんでした。
でもこの夏をきっかけに、
少しずつ新しい世界に触れるようになり、
人との出会いや環境も変わり始めました。
実はその後、
Instagramでサマーキャンプ繋がりで知り合った方から、
「(その方の)オンラインサロンでカナダサマーキャンプの講座をしてみませんか?」
と声をかけていただいたんです。
まさか自分がそんな話をいただくなんて思ってもいなくて、
びっくりした反面、とても嬉しかったのを覚えています。
小5の長男をカナダへ送り出した夏。
子どもの成長を願って始めた経験が、
少しずつ、私自身の人生も動かし始めていました。
この経験がきっかけで、
主婦で人生終わったと思っていた私が、
在宅ワークを始めることになるなんて、
このときはまだ想像もしていませんでした。
(この続きは、また別の記事で書こうと思います。)


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