カナダサマーキャンプ1週間レポ(まとめ)|Tamwoodで学んだリアル体験

カナダサマーキャンプ、たった1週間でもバンクーバーでの子ども生活は英語力だけでなく、共同生活や友達作り、トラブル対応など学びが盛りだくさんでした。

カナダサマーキャンプ
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こんにちは!AYAKOです。

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今回の記事では、前編後編のガチレポを踏まえ、トラブル・寮生活・食事・費用など、実際に感じたことを「まとめ」として整理しています。
これからカナダサマーキャンプを検討している方の参考になれば嬉しいです。

まさかの賠償トラブル:親が一番ヒヤッとした出来事

突然かかってきた「300ドル請求」の電話

カナダサマーキャンプ中、長男から私の元に一本の電話が。

制作の時間に、友達のTシャツに故意ではなく絵の具がついてしまい、「弁償してほしい」と300ドル請求されているとのこと。

普通に考えて、子どものTシャツに300ドルっておかしくない?
しかも現地の様子は何も分からず、冗談なのか、恐喝なのかも判断できない状態でした。

絵の具 イメージ

とりあえず斡旋会社に相談して正解だった

すぐに斡旋会社(COA CANADA Education)へ相談。

担当の方も「300ドルはさすがにないですね…」と苦笑い。
学校に連絡を入れて、事実確認してもらうことになりました。

長男には「先生に状況を確認してもらって、先生の判断で支払うか決めるって友達に伝えて」とだけ伝え、自分で対処する経験をさせる方針にしました。

結局、子ども同士の行き違いだった

その後、友達から慌てた様子で電話があり、「お気に入りのTシャツだったし、◯◯くん(←長男)が反省してないように見えて、つい言ってしまいました。ごめんなさい」

……なるほど。子ども同士の感情の行き違いだったようです。
大事にならず、本当にホッとしました。

海外キャンプだからこそ感じたこと

今回のことで強く感じたのは、何かあった時に斡旋会社を通す大切さです。

海外では、楽しいことだけじゃなく、親が一瞬で焦るような出来事も起こります。
でも第三者が間に入ってくれるだけで、冷静に、ちゃんと解決できる。

この事件で長男が、英語力以上に「どう動けばいいか」を実体験として学べたことは、このサマーキャンプならではの経験だったと思います。

アウトレットでまさかの“Tamwood生”と遭遇

サマーキャンプ遠足 イメージ

長男をピックアップする前、私は1人でアウトレットへ買い物に行きました。

すると、Tamwoodの緑Tシャツを着た中学生4人組を発見。
有料のアクティビティーで来ていたようです。

思わず「Tamwoodの子?」と声をかけると、最初はびっくりされました。(そりゃそうですよね笑)

「◯◯(←長男)って知ってる?」と聞くと
「知ってるー!!!お母さんですかー???」大盛り上がり!

自分達で撮った写真をたくさん見せてくれて、寮の様子も教えてくれました。
写真を見たいと思っていたので笑顔で楽しそうにしている長男の姿を見れて話しかけて本当に良かったと思いました

親の同行は少数派?ほとんどの子が「子どもだけ参加」だった

迎えに行った時、他の参加者の子たちの話を聞くと、親はほとんど同行していませんでした。

恐らく、長男が行った週は私だけだったと思います。
入れ替わりでチェックインしているグループに日本人のお母さんがおひとりいらっしゃいました。

みんなにどうやってここまで来たの?と聞くと「友達と3人できた」とか「1人だけどツアー?で知らない子達と来た」と話していました。


子どもだけで来ているからこそ、年齢も学校も違う子たちと自然に関われ、友達ができやすい環境なのでしょう。
現地ではそれが“普通”という空気がありました。

長男は最年少:11歳は1人だけだった

参加年齢は11~14歳。長男はその週、11歳で唯一の参加者でした。
お兄ちゃん・お姉ちゃん達が弟のように可愛がってくれ、安心して過ごせたようです。

こちらも入れ替わりで11歳の男の子がいました!
ただ、あまり学年や年齢にこだわる事なく過ごせた印象です。

カナダサマーキャンプで英語力はどれくらい必要?

周りの子は英語ができる子が多かった

周りには英検2級保持者やネイティブに近いハーフの子もいたそうです。
この子達とは長男は英語レッスンのグループが違っていたので、長男は初級レベルだったと思います。
アクティビティーの申し込みを聞き逃すくらいだし…と初級レベルを実感(笑)

全く分からない状態だと正直どう?

全く英語が分からない状態だとキツい場面もあるかもしれません。
ただ、完璧に話せなくてもコミュニケーションを取ろうとする姿勢があれば、周りに助けてもらいながら乗り切れる印象でした。

1週間なら「英語力+性格」がカギ

  • 少しでも英語が分かる
  • コミュニケーションを取ろうとする姿勢がある

このどちらかがあれば、1週間でも十分に経験になると感じました。
英語に自信がない子は「困ったら周りに頼っていい」という心構えがあると安心です。

こちらの記事では長男の出発前の性格や英語力のチェックなどを詳しくまとめています👈

食事のリアル:実際に何を食べていた?

チキンプレート イメージ
チキンプレート イメージ

元々好き嫌いが多い長男。

案の定、サマーキャンプでも “好きな物しか食べないスタイル” を貫いたそう。

野菜は苦手なので、ほとんど手をつけず。夕食の副菜もあまり口に合わなかったようで、「チキンだけ食べて終わった夜もある」 と笑いながら話していました。

それでも本人いわく、チキンだけでもかなりのボリュームだったから「お腹すいたとかは全然なかった!」とのことで、想像よりずっと楽しく過ごせた様子。

逆に私に「あれ食べろ!これ食べろ!」と言われなくて好きなものだけ食べていられたのがよかったのかもしれないです笑
栄養面ではどうかと思いますが…笑。

寮での夜の過ごし方:悪ガキ全開で青春してた話

修学旅行の夜 イメージ

寮では、夜の就寝時間がしっかり決まっていて、先生の見回りもあるのですが…

1人部屋が少し寂しいのか、気づけばみんな誰かの部屋に集まる“修学旅行の悪ガキスタイル”に突入。

もちろん先生には何度も注意されたものの、お兄ちゃん達と一緒に、先生の目をうまく(?)かいくぐって夜な夜な集まっていたそう。

しかも、スナックタイムでもらったクッキーとジュースをこっそり部屋に持ち込み、夜になるとプチパーティー状態になっていたらしい。

さらに驚いたのがスマホ問題。

22時以降は見れないように設定していたのに、上級生たちに解除方法を教えてもらい、夜中にLINEの動画を見ていたとのこと。

そりゃあ…絶対寝不足でしょう(笑)

でもこういう “ちょっと悪い青春” が、また楽しいんだよね。

お小遣い:実際にかかった追加金額だけピンポイントで

お小遣い イメージ

お小遣いと実際の支出

持たせたお小遣いは現金100ドルRevolutに100ドルチャージ
迎えに行った時には、ほぼ使い切っていました。

足りなくなったらRevolutに追加チャージすればいいと思っていましたが、巨大ぬいぐるみ事件で、追加する気は一気に失せました(笑)

飲み物代

飲み物はやや高めで、3〜5ドルが相場でした。
水筒を持たせていたもののミネラルウォーターを買っていたそうです。
後半は英語レッスンの休憩中にスタバへ行き、日本では私に却下されるラージサイズのフラペチーノを毎日飲んでいたようです。
後日明細を見返すと、スタバで残高不足になって弾かれていた履歴もあり、その日はさすがに諦めた…のかもしれない。

その他の買い物エピソード

遠足先でマグネットやマグカップ、高麗人参入りのメープルキャンディなどを購入していました。

高麗人参入りのキャンディは「おばあちゃん達に長生きしてほしいから」と選んだもので、受け取ったおばあちゃん達は半泣きで喜んでいた。

想定外だった出費

何度も書きますが笑、80ドルの巨大クジラのぬいぐるみ70ドルのカヌー体験など、アクティビティ費用が想定外。
結局参加できませんでしたが、アクティビティーがなければ、ぬいぐるみを買ってもこの金額で十分足りていたと思いました。

お小遣いの目安

想定外のアクティビティはあったものの、1週間のサマーキャンプのお小遣いは食事・飲み物・お土産込みで200ドル前後あれば足りる印象。

今回は私と現地で合流し、家族や友達へのお土産はその後にまとめて購入する予定だったため、この金額で収まったと思います。

子どもだけで渡航する場合は、お土産代としてもう少し余裕を見ておくと安心

こちらの記事ではお小遣い準備の記事を書いています👈

まとめ:1週間で起きたことは、全部リアルな学びだった

この写真が全てを物語ってくれている

たった1週間のカナダサマーキャンプ。
振り返ると、

  • 年上の子たちに囲まれて過ごした毎日
  • 英語が完璧じゃなくても生まれた友情
  • お金の使い方で悩んだこと
  • スマホを落として焦ったこと
  • 夜の寮での“ちょっと悪い青春”
  • 号泣の別れと帰り道のドタバタ

楽しいだけじゃなく、生活そのものを体験した1週間でした。

長男の直感で「寮に行きたい!」と決めた選択は正解だったと、今は心から思います。
さらに長男自身もこの経験から大きな学びを得ました。

  • 困った時は、一人で抱え込まず相談する
  • 感情だけで判断せず、事実を確認する
  • トラブルがあっても、向き合えば関係は壊れない

賠償事件では英語力以上に、「どう動けばいいか」を実体験として学べたことは、このサマーキャンプならではの経験だったと思います。

日本に帰ってきての変化:カナダサマーキャンプで得た3つの学び

お金の使い方

キャンプ中のアクティビティやお小遣いの管理で、帰国後は「本当に必要か」を考えてから買い物するようになりました。
先日行ったディズニーシーではちゃんと考えて行動ができていました!
日常の中で自分で判断する力が身についた様子です。

先生に相談する力

困ったことがあったとき、以前なら黙って抱え込んでいた長男ですが、学校でも自分から先生に相談するようになりました。
海外経験が「一人で抱え込まなくていい」という感覚を育んだようです。

英語力の伸び

たった1週間でしたが、英語の先生から「文法が驚くほど良くなった」と評価されました。
授業だけでなく日常生活での表現力も向上し、キャンプでの生活全体が学習につながったことを実感しています。

斡旋会社COA CANADA Educationのサポートに救われた

今回、改めて感じたのが斡旋会社の存在の大きさでした。
現地校とのやり取りがうまくいかなかった時や、締切ギリギリのアクティビティ問題など、正直「親だけではどうにもならない…」と感じる場面も多々ありました。

そんな時、間に入ってフォローしてもらえたことで、現地にいながら大きな安心感がありました。

海外サマーキャンプは、子どもにとっては大きな挑戦ですが、親にとっても同じくらい勇気がいるもの。
今回は、斡旋会社(COA CANADA Education)を通していたからこそ、最後まで見守ることができたと感じています。

本当にありがとうございました。

▶︎COA CANADA Educationの公式ホームページ

カナダ留学のコアカナダエデュケーション
教師と親子留学経験者による海外留学サポート

カナダサマーキャンプ締めの一言(余韻)

1週間の経験は、ただの英語学習ではなく、生活全体を通じた学びでした。
親も子も、挑戦と発見を重ね、帰国後の日常にもその成長がしっかり生きています。
今回のキャンプは、まさに**「生きた体験が学びになる場」**だったと実感しました。

次回予告

ここまでお読みいただきありがとうございます。

3回に渡りTamwoodカナダサマーキャンプのリアルをお伝えしてきました。
次回はキャンプも終わり帰国までの数日バンクーバー観光をした様子を紹介していきたいと思います。

▶︎今回参加したTamwoodの公式ホームページ

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