カナダサマーキャンプ前編では日曜〜水曜までの様子や生活の流れなどをご紹介しました。

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こんにちは!AYAKOです。
今回の記事では、後編として木曜〜日曜までの後半戦を長男本人からのヒアリングを元に「リアルすぎるレポ」としてまとめています。
▶︎今回参加したTamwoodの公式ホームページ

後半は
- 80ドル巨大クジラぬいぐるみ事件
- スマホ紛失事件
- 日曜アクティビティー申込大混乱事件
- たった1週間だったけど号泣のお別れ
- 感動の別れの間に終バスを乗り過ごす
- バスタオルを寮に忘れてきた問題
などドラマが多すぎるほど濃い内容!
1週間だけなのに、まるで1か月くらいの成長と経験をしてきました。
木曜日
食事は3食ともビュッフェで月曜と同じ内容。
午前:英語クラス

前日のポスター作りの続き。
自分の国の文化を紹介するポスターを作り完成させたら1人ずつプレゼンをする。
ちなみに長男は「カツ丼」の絵を書いたそうです。
午後:UBCツアー
広大なUBCキャンパス内をチーム毎に別れて散策。
- スタバ
- ブックストアー(日本でいう生協のような感じ?)
- ブルーウェルスミュージアム
※校内にミュージアムまである!!!
このミュージアムで80ドルもするクジラのぬいぐるみを購入してまい、この後のアクティビティー申込事件の伏線に…。

ペンと比べると巨大だとわかる
夜:ファッションショー
用意された素材を使い、モデルの子の衣装を作りチーム対抗戦。
先生たちが投票をする。
景品はないが、それでも盛り上がったそうです。
金曜日:遠足
午前:ピースアーチパーク
朝食後、バス3台で出発。
目的地はカナダとアメリカの国境にまたがるピースアーチパークです。
公園内はパスポートなしで自由に国境を行き来できます。
そして広い芝生で花壇が整備されていて散歩やピクニックを楽しんだそうです。

カナダ側

アメリカ側
昼食はピザ
公園近くのピザ屋さんに自分達でピザを取りにいったそうです。
何種類かありその中から好きなの2つチョイス。
公園へ戻りみんなでピザを食べたと言っていました。
午後:リッチモンドセンター

日本の「イオン」のようなショッピングセンター
ここは自由行動で、各自お土産を買ったりして過ごしていたそうです。
夕食はフードコート
リッチモンドセンターのフードコートで使える20ドルがチャージされたプリペイドカードが配られ、各自好きなものを買って食べたそうです。
長男は手羽先、他のお友達が買った食べもをみんなで持ち寄ってシェアして食べたのが楽しかったと言っていました。
その後寮に戻ったら21時くらいだったそうです。
土曜日
食事は3食ともビュッフェで月曜と同じ内容。
午前:英語クラス
映画鑑賞をしていたら、次の日に帰国する子が別室に呼ばれ卒業式をしてもらったそうです。
午後:グループチョイス
プール・サッカー・バスケなどのスポーツから好きなスポーツを選択。
前回はバスケを選択して向かうも、台湾チームに圧倒され出来なかったそうだが、今回はみんなで楽しく遊べたと言っていました。
夜:ディスコ

長男にとっては最後の夜。
水曜に撮影したチームの動画を鑑賞後ダンスパーティ。
しかし…日本人男子にはダンスパーティの馴染みがなく結局鬼ごっこをしていたらしい笑。
日曜日:無料アクティビティー
UBC内探検
朝食後、20人くらいで徒歩で出発。

珍しいカート
まずは校内のスーパーに入ってみたそう。
見慣れないカートを地面でゴロゴロ引くカゴに大興奮!
カラフルに彩られたフルーツや野菜をみて歩き、生ハムとスイカを買ったそうです。
そのまま外に出てすぐ食べて、ワイワイ楽しんでいたら…。
スーパーを出た瞬間にスマホがない!
まさかの事態!
スーパーを出て生ハム&スイカを食べていたらスマホがない!!!
もうパニック!
すぐに引率の先生に相談し、スーパに戻り店員さんに聞いてもらう。
そしたら「落ちてたよ」とスマホが出てきて、無事に発見!
みんなで、見つかってよかったね、と苦笑い。
これがスマホ紛失事件!
昼食
校内の公園でサンドイッチが配られた食べたそうです。
その後、森の中を歩き回って自然探索をしたと言っていました。
夕食
校内のお店で海鮮丼を食べたそうです。
好きな具材をトッピングできて喜んでいました。
締切済!カヌー希望が無料アクティビティに!? 申込トラブル体験記
何度も予告してきましたが笑、ついに『あの事件』の詳細です!
水曜:アンケートはどこへ?
空港スタッフから「水曜に日曜アクティビティーのアンケートを取るから選んだ内容でお迎えの時間が変わります」と説明がありました。
…が、水曜になって長男に確認すると「聞かれていない!」との返事が。
どうやら聞き取れていなかったようで締切後に発覚。
自動的に無料のアクティビティーに決定していたそうです。
長男の希望はカヌー

長男の希望は「カヌー」のアクティビティー。
先生に相談すると締切後だけどいいよ!となったそうです。
しかしここで新たな問題が…。
木曜:80ドルの巨大クジラぬいぐるみ事件
木曜に80ドルのぬいぐるみを購入してしまい、カヌー代70ドルが払えない事態に…!
(アクティビティー代は絶対に現金のみ!プリペイドカードも持たせていましたがNGでした)
時間は刻一刻と迫ってきます。
金曜日:奔走の1日
長男は「行きたい!」と言うだけで先生に確認しようとしません。
私はせっかくバンクーバーにいるので「現金を持って行こう」かと考え始めました。
Tamwoodに直接メールするも返事はありませんでした。
緊急性が低かったのでしょう…。
斡旋会社にもお願いして、Tamwoodに電話までしていただきました。
しかし、遠足中で担当者が捕まらず…。
そんな中、途中で届けてOKとの誤情報が入り大混乱に。
私はダウンタウンの両替所まで走り現金を用意するも、時間だけが過ぎていきます。
土曜日:やっとの決断と安堵
木曜にはピックアップ時間が決まっているはずなのに、土曜の夜(前日の夜)まで連絡なし。
最終的に全然焦っていない様子の長男に「自分で確認できないなら無料のアクティビティーに行きなさい!」と怒り気味に伝え終了。
そして斡旋会社からも無料のアクティビティーに名前が載っているから18時にピックアップして下さいと連絡が入りました。
ようやく事態は収まり、ホッと胸をなでおろしました。
斡旋会社(COA CANADA Education)にフォローしてもらえたおかげで、親としても本当に助かり、心強かったです。
▶︎COA CANADA Educationの公式ホームページはこちら
振り返り:良い学びになったこと
この“事件”のおかげで長男はお金の使い方をしっかり学んだようです。
本当はお説教したかったけれど、気持ちをグッと堪え、自分で気づいてくれたのは本当に良かった!
先日ディズニーシーに行ったのですが、「本当に必要?」と考えて無駄買いをせずに済みました!
結果的には、あのバタバタ騒動も、長男にとって大切な学びになった出来事でした。
ピックアップでまさかの出来事:優しすぎる対応
18時に迎えに来てと言われUBCへ向かいました。
まだアクティビティーから帰ってきていませんでしたがスタッフが「夜ご飯も食べてく?」と言ってくれたほどの神対応でした。
お願いすると
「じゃあ19時にもう一度来て」とのことで、私はGoogleマップで見つけた近くのカフェへ。Googleマップの便利さを再認識。
なかったら1時間ぼーっとしてた…。
19時に戻るも、まだ帰ってきていませんでしたが待っていた私に ピザを出してくれたスタッフたち。
優しすぎて泣きそう…。
ガーデンでピザを頬張りながら、見渡すと今日到着したと思われる子どもたちが緊張気味に遊んでいます。
長男も1週間前はこんな感じだったのかな…と、自分の目で確認できて本当によかったとしみじみ思いました。
そして無事合流した長男の第一声は…
「2週間にしたかったーー!」
感動の再会かと思いきや、思わず拍子抜けしてしまいました(笑)。
友達との感動の別れ:ハグで号泣
私との再会は塩対応だった長男。
しかしたった1週間なのに、帰る前は お友達とみんなで号泣しながらハグして別れていました。

見ているこっちまでもらい泣き
「また会おうね!」
その言葉の重みが大きく、この1週間がどれだけ濃い時間だったかを物語っていました。
感動のハグから一転、深夜バスとバスタオル事件
友達との別れも名残惜しく、話したりハグしたりしているうちに、気づけば21時を過ぎていました。
バンクーバーの夏は22時くらいまで明るいので、時間の感覚が完全に狂っていたのです。
本当は寮の近くにバス停があるのですが、もうバスは終了。
大きなスーツケースを引きずりながら、約10分歩いてUBCメインバスターミナルまで向かいました。
本来なら1本でAirbnbまで帰れるバスもすでに運行終了していて深夜バスになってる。
ここで救世主になったのがGoogleマップ。
どの深夜バスに乗ればいいか、どこで降りればいいかを瞬時に教えてくれました。
ここでもGoogleマップの便利さを再認識。
マップがなかったら、完全に途方に暮れていたと思います。
深夜バスで行ける所まで移動し、到着地点からUberを呼んで無事にAirbnbへ。
夜遅くの街を窓越しに眺めながら、長男の楽しそうな顔と友達との別れの様子を思い返すと、この一夜はちょっと特別な思い出になったなと感じました。
ちなみにAirbnbへ戻り忘れ物を確認すると、バスタオルを寮に置いたまま帰ってきたことが判明(笑)

まとめ:1週間で起きたことは、全部リアルな学びだった

たった1週間のカナダサマーキャンプ。
でも振り返ってみると、楽しいことだけでなく
- お金の使い方で悩んだこと
- 英語が聞き取れずに起きたすれ違い
- スマホを落として焦ったこと
- 友達との別れで号泣したこと
- そして、バスタオルを忘れて帰ってきたこと(笑)
どれも全部、机の上では学べないリアルな経験でした。
親としてはハラハラする場面も多かったけれど、長男自身が考えて、選んで、失敗して、気づいていく姿を見られた1週間でした。
「1週間で、ここまで成長するんだな」そう思わせてくれた、濃すぎるカナダサマーキャンプでした。
次回予告:カナダサマーキャンプ1週間ガチレポ(まとめ)
ここまでお読みいただきありがとうございます。
次回の記事では、前編・後編では書ききれなかった
- アウトレットで偶然出会った“Tamwood生”の話
- 最年少11歳で参加して見えたリアル
- 寮での夜の過ごし方(ほぼ修学旅行)
- 食事の正直すぎる感想
- 1週間で本当に必要だった持ち物
- 実際にかかったお小遣いは?
などを、**感想ではなく「ガチレポまとめ」**として整理します。
これからカナダサマーキャンプを検討している方が「結局どうなの?」と気になるポイントを、できるだけ正直に書いていこうと思います!
▶︎今回参加したTamwoodの公式ホームページ

▶︎今回お世話になった斡旋会社COA CANADA Educationの公式ホームページ



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